
昨日は、ソフトボールの
審判員講習会がありました。
私が加盟しているリーグでは、
自分たちが行なう試合運営のために、
審判員養成に取り組んでいます。
最初は、当リーグの試合の審判しか
できない“私設”の資格ですが、
やる気があれば“公認”の資格を取得することも可能です。
ちなみに、私も公認の3級資格を持っています。
3級の受験をする時は、静岡国体が開催された直後だったので、
“自分も頑張れば、将来、国体やオリンピックにも…”と
甘い夢をいだいたのですが、試験前の勉強会の時に、
国際審判員をされている方(私より年下)から国際審判員に
なるまでの課程をお聞きし、今から始めたのでは、年齢的に
とても無理ということがわかり、がっかりしました。
(国体レベルならギリギリ可能かもしれませんが)
国際審判員となると、英語が話せないといけないですし、
体力的にもけっこうキツイので、20代から目指さないと、
審判員でオリンピック出場というのは難しいそうです。
ところで、近年は、選手だけでなく、審判員としてメジャー
リーグを目指す日本人もいらっしゃるそうです。
現実はかなり厳しく、アメリカの審判学校を卒業し、
ルーキーリーグ→1A→2A→3Aと実績を積んでいき、
その中でやっと数名がメジャー昇格のチャンスを
与えられるというシステムだそうです。
もちろん各カテゴリで評価があり、その中で上位にランク
されていないと、上のカテゴリに上がることはできません。
1Aの場合は、1試合の審判員は2人だけで受け持ち、
年間100試合以上をこなさなければいけないので、
体力的にも相当キツイはずです。しかも給料は一般的な
サラリーマン以下です。
どんなことでも、“夢をつかむ”ということは大変ですね。
※画像は、方広寺“五百羅漢”の一つです。