或る方のブログに、アイルトン・セナの思い出の書き込みが
たくさんありました。私もコメントを入れようとしたのですが、
何故か文字化け?してしまうので、ここに書くことにしました。
某企業さんの招待で、日本GPを観戦に行きました。
その企業は、当時、F1ではかなりの力を持った会社だったので、
決勝レース前に、ピットウォークをさせてもらえました。
一緒に行った友人たちと、各チームのピットで写真を撮りまくり
ました。(当時はまだ規制が甘かったので…)
ところが、私は一番撮りたかったマクラーレンのピットまで来た
ところでフィルム切れになってしまいました。(なんてドジ!)
がっかりして、ピットの前で友人たちが写真を撮っている姿を
ぼ〜っと見ていると、右手の方から人の気配を感じました。
な、なんと、セナがこちらに向かって歩いて来るではないですか!
『ど、どうしよう…サインしてくれるかなあ?握手してもらおう
かなあ?』などと思っている間にもどんどんセナが近づいてきます。
が、距離が縮まれば縮まる程、私は緊張するばかりです。
とうとうセナが、憧れのセナが目の前(1m位)まで来ました。
私は…完全に固まってしまいました。
何も言葉が出ず、指一本動かすこともできず、たぶん表情は
ひきつっていたと思います。
その直後でした。
セナが、私に向かって微笑んでくれたのです。
そして、セナは、ピットの奥へと消えて行きました。
私は、ただ呆然とそこに立っていることしかできませんでした。
セナの姿が見えなくなって、ようやく我に返った私は、
友人たちに向かって、「セナ!セナが来た!」と叫びました。
友人たちは、マシンの写真を撮るのに夢中で、セナが通ったことに
気が付かなかったのです。
セナと1対1で向かい合って、セナが微笑んでくれた。
あの微笑みは、間違いなく私だけに向けられたものです。
私の最高の宝物です。
そして、セナにとっては、この時が最後の日本GPとなりました。
おはようございます
セナから笑顔のプレゼントなんて
なんて嬉しいプレゼントかしら
その笑顔は一生忘れないでしょう
私はTVでしか見た事がありませんが
セナが大好きでした
もう一度あの勇姿を見てみたい、そう思います
マリミルの母さん、
いつもありがとうございます。
セナの笑顔は一生の宝物です。
ただ、笑顔のセナと、事故直前の
寂しそうな苦しそうな何とも言えない
セナの表情も焼き付いています。
F1の変革のために、二人もの命を奪う
ことが必要だったのでしょうか?
時代が変わった今も、その答えはよくわかりません。
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