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レクバレーで一番“要”のポジションは、
バックのセンター（『バックセン』）です。
『バックセン』の一番の役目は、レシーブされたボールを
セッターにパスをすることです。
（このパスが２球目となるので『ツー』とか『ツーボール』と呼びます。）
『ツー』が悪いとセッターはいいトスを上げることができないので、
『バックセン』が弱いと攻撃の組立ができません。
また、あらゆるポジションのフォローに入るのも『バックセン』の役目です。

レクバレーでは、相手コートにボールを返す４回の内、
同じ人が２度ボールに触れることができないので、
前衛の人が先にボールタッチした場合は、そのポジションの
フォローに入ります。
例えば、フェイントをされて前衛のライトがそれをレシーブし、
ツーをセッターがつないだ場合には、バックセンが前衛のレフトに
トスを上げます。
前衛のライトとレフトが１球目と２球目をプレーした場合には、
バックセンがラストボールを打ちます。

もちろんチーム事情等により、必ずしもそうでない場合はありますが、
これが基本の動き方です。

そして、前述したようにバックセンは『ツー』を返すのが役目なので、
ローテーションをした場合は、相手がサーブを打つ前に、
自分のポジションをチームメイトに伝え
（「ここよ〜」と手を上げる動作など）、
サーブレシーブを自分のポジションに返すように指示します。

こういうチーム内のポジションの確認とか役割分担の確認、
決め事とかがレクバレーではとても重要です。